検定いろいろ

こんにちは。理事長です。

今週は子どもプログラミングの検定週でした。

 

今受講中の子ども達は4月から週1回受講していて、5ヶ月が過ぎたところです。

子どもの成長は本当に早いなあと思います。

 

始めた頃はローマ字入力も難しそうだった子どもたちが今ではホームポジションがバッチリ決まっています。

そして、最近ではXY軸の概念も学んでいます。私たちの子どもの頃は中学生になってから学んでいたような気がするのですが。

 

子どもたちは検定を受験することを目的に学んでいるのではありません。今回の検定は、これまで頑張って成果を自分て確かめる為の受験です。

合否は検定本部から送られてくるまでわからないのですが、受験している様子を見ていると、「ぜったいこれやん!」とか「え??なんこれ・・・ムズイ」とか言いながらやっている様子がとても頼もしく、すごく成長したんだなあということが感じられてうれしくなりました。

 

ところで、世の中には様々な検定試験がありますね。

子どもたちのプログラミング検定と同じように、検定そのものが目的ではなくて、自分が学んでいることのステージを確かめたくて検定を受けるということもあると思います。

これ、人生にちょっとしたカンフル剤になっていいなと思ったりもします。

 

それとは別に、資格を取ることを目的として学んで受験する資格試験や検定試験があります。

それって、合格することが最終目的ではなくて、それをその後の人生でどう使っていくかという目標なので、

合格までの過程で身につけた「知識」や「技術」や「根性」みたいなものを【言語化】することってとても大切だと思っています。

何が自分には難しくて、どうやってクリアしたのかですね。

 

言語化することで、「うん、それをやったよね」と自分で納得出来て、他者に表現すること(面接なんかでね)ができるし、今の自分に足りないものも見えてきたり、次に必要なものを現場の人達にたずねてみたりしたくなるのだと思うのです。

 

時々ね、「こんな資格取ったって意味がなかったよ~」なんていう人がいます。

それってすごくもったいないですよね。意味を持たせなかったなんて。

 

努力したはずなんですものそういう点で「自分の変化」という意味はあったし、そもそも【目的】を持って作られている検定試験ですから合格したのならその【目的】をクリアしているわけです。

 

まだ何か足りないものはあるかもしれない、けれど、確かに得たものがあるのです。

その時「できた」自分をぜひぜひ認めてほしいものです。そうしたら、「10年後の自分はこうなりたいと思っています。」と面接でもいえると思います。

 

by 篠扶

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