有益な伝播がいいなと思った件

こんにちは 理事長です。

 

先日友人同士のグループLineで

「コロナは変異していくし、収束はまだまだなのでは…」という会話がありまして、「う～ん・・・」と前向きな返事ができずにおりました。

 

きっと、日本各地で同じような会話がされているのではないかなあと思います。

 

今日、もしやこの状況の光になるのでは？という情報を見つけました！

そもそもウイルスとは何か？という疑問からです。

 

ウイルスって、「細菌よりも小さいもので、それ自身では生きていけず生物の中に入り込んで増えるもの」くらいの認識しかなかったのですが、Wikipediaさんで調べてみましたら

こんな一文があったのです。

 

「ほとんどのウイルスは有益なものである。それらは種を越えた遺伝子の水平伝播によって進化を駆動し、生態系の中で重要な役割を果たす、生命に必須の存在である。」

（引用　ウイルスの社会史 - Wikipedia）

 

【遺伝子の水平伝播】というのは、親子間の遺伝ではなくて、他人である個体間や他の生物間で起こる「遺伝子の取り込み」のことで、生物の進化に影響を与えていると考えられているそうです。

 

う～む

「新型」ということで恐れをなしていたわけですが、実際のところ私達人間はウイルスさんとのお付き合いはかな～り長くて、しかもウィルスのおかげで進化もしてきたというわけです。

 

だったら今、私たちの身体（脳と身体）は「意識」する以前に細胞レベルでこのウイルスに何らかの対応をしているはず！

なんてことを考えたわけです。

 

こんな、いつもの理事長の突飛で漠然としたお話でなくても、

実際に私たちはワクチン接種や食生活の改善や生活の見直し等、様々な方法で体内に新しい免疫システムを作っていこうとしています。

今まさに進化しているわけですね！

 

人間の脳と体内のシステムはまだまだ解明されていないところが多いです。

今この瞬間にも私たちの体内では、自分で考えているよりもずっとたくましく、生き残りをかけた変化をしているのかもしれません。

 

特に子どもたちの神経細胞の発達はすさまじく早く、そして、不必要な神経細胞は退化してしまうのだそうです。子どもたちの体内ではきっと生き延びるために大切な変化を起こしている最中なのでしょうね。

大人が「正しく恐れる」方法をしっかり示してあげたいものです。

 

また今回驚いたのは、ウイルスの伝播は親子間だけでなく全くの他人との間で遺伝子の伝達をするという事実です。

そんな風に考えると、今どう過ごすのかということが自分一人に影響することではないのだということをひしひしと感じてしまいます。

 

頑張って生きた遺伝子を伝播したい・・・とちょっと思ってしまいます。

あ、もちろん、積極的にコロナウィルスに載せたいわけではないです！

 

 

そして更に現代では、SNSやネットニュース等、オンラインの出会いが人々の意識に変化をもたらしているということを考えると、更に奥深い…。いろいろ考えさせられます。

 

by　篠扶