火曜日ですが、今日のブログは理事長藤吉がお届けしています^-^
オリンピックでアスリート達の熱戦が繰り広げられていますね。
アスリート達の様子を目にする度に、「なんてすごいことを成し遂げている人たちなのだろう!」心からと感嘆しています。
なぜなら、そもそも開催されるかどうかが危ぶまれた大会だったし、練習環境だって充分に整わなかった人がほとんどだったろうと思うのです。
それなのに、【努力をし続けて今この舞台に居る】その事自体が奇跡的なことに思えるのです。
彼らはどうして努力をし続けることができたのでしょうか?
元陸上短距離選手のウサインボルト選手が生まれながらに脊椎側弯症だったということを、先日テレビ番組で知りました。
世界最速の男と言われた人です。
なにしろ、オリンピックで通算8個の金メダル、世界陸上競技選手権大会で史上最多となる通算11個の金メダルを獲得した人ですから、とんでもなく恵まれた才能と身体能力を持って生まれたのだろうと思っていたのです。
ところが実は、背骨がSの字に曲がっているという生まれながらの障がいのせいで、太ももの肉離れというケガを何度も起こすことにつながってしまっていたのだそうです。
だからこそ、これを克服するためには更に下半身を強化し続けるしかなかったというのです。
彼曰く
「生まれつきの背骨が曲がっていなかったら、あんなに努力していなかったかもしれない。自分の身体に声をかけるとしたら『ずいぶん長いこと頑張ったな。お前と一緒にいて楽しかったよ。』」
彼を含めた多くのアスリートも、才能があったのは確かなのだと思います。
けれども決してすべてが恵まれていたわけではなかったのだろうな、と考えます。
もしかしたら、なにか欠けているものを感じているから、または、このままで終わりたくないという到達したい目標があったから、特別な努力が出来たのかもしれません。
「はじめて自分で自分をほめたいと思います」という有名な言葉を残した有森裕子さんは、
「マラソンを始めたのも、それが好きだったわけでも、得意だったからでもない。マラソンを辞めたら他にできることが何もなかったんです。」とおっしゃいます。
「何かできるようになりたい。何のとりえもない私は、人一倍努力しないと人並みにはなれない。それだけを考えて生きてきた。」とも。
彼女の言葉を聞くと、アスリートも身近な存在に感じます。
ともすると、輝かしい舞台で活躍している彼らは何か別世界の人たちのような気がしてしまいがちですが、彼女はもともと学生時代は目立つ記録を残した選手ではなかったと言います。
マラソンは生きていくための仕事だったから、ただ毎日が必死だったのだそうです。
そうして過ごしているうちに、だんだん目標が上がっていったのだと。
そんなお二人のことを考えていると、ふと思いました。
努力をする事で、何かが保証されるわけではないかもしれない。
小さな一歩一歩は、本当に小さすぎて、他者から見たらばかばかしく思えることかもしれない。
でも、きっと【やったもん勝ち】な気がしています。
だって、自分なんかに才能があるのかないのかなんてわからないけれど、やらなければすべてが『夢』のように人生が終わってしまいます。
いやいや私がこれまで出会った方々にはみんな素晴らしい才能があったから、きっと私にもあるに違いない!と思うことにします(笑)
最後に今日お伝えしたお二方の言葉をもう一つずつご紹介して終わりますね。
ウサインボルトさん
「『簡単』は選べない。サボらない。決して辞めない。恐れない。
あなたが生まれながらに持つ才能、能力は練習の積み重ねでしか開花しない」
有森裕子さん
「練習というのは、出来ることをコンスタントにやることではなくて、出来なかったことを出来るようにすること、それまで分からなかったことを発見するプロセスです。つまり、意識化することが大切なんです。その日の成果を意識し、それを基準にまた明日の目標を立てる。毎日その繰り返しです。」
毎日新型コロナの感染者数増加のニュースを聞きながら、
毎日多くの、様々な背景を持つ方々に会いながら、
私自身が出来る事に一喜一憂しながら、
【彼らはどうして努力をし続けることができたのでしょうか?】という言葉を
ちょっと、しばらくは自分に問いかけ続けることにしてみました。
これを読んでくださっている皆さんの中で、答えを見つけられたかもしれない…という方はメッセージをくださいね。
by 篠扶
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