時代と世代と時々占い

 キャリアカウンセラーの藤吉です。

 今日は連休中なので、ちょっと趣味のお話を書いてみました。

 

趣味で時々ホロスコープを眺めています。

ホロスコープというのは、地球から見た天体の配置図のことです。

 

出生年月日・出生時刻・出生場所がわかれば、個人の生まれた瞬間のホロスコープも作成することができます。

ネイタルチャートと言いまして、これを眺めているとその人の能力や意識の方向性などがわかってくるのです。

有名な性格診断ツールに引けを取らないくらい詳細で的確に表れていると思っています。

 

自然界には季節のように法則がありますが、どうやらホロスコープは自然の営みや時間を含む宇宙の法則を現わしていて、人間がその一端を知るツールとして使えるのだと思うのです。

 

とはいえ、本格的に読み解こうとするととても複雑で難しいので、占星術師にはなれず趣味でとどまっています。

 

そのホロスコープ、社会の状況も読むことができると言われています。

ホロスコープに現わされる天体の中でも地球より遠くにある天体は公転周期が長いので、一つの星座に長く留まることになります。それぞれの天体と星座にはそれぞれの意味合いがあるとされていて、お互いの関連性から社会の状況を読むことができるのです。

 

それに個人の出生時のホロスコープではそれらの天体は同じ世代なら同じ星座に位置することになります。

例えば冥王星などは約20年間一つの星座に留まりますので、同時代に社会の中で活動する人々の中で多くの割合の人々がその影響を持っているということになります。

 

冥王星は『破壊と再生』を意味するとされます。

そう聞くとちょっと怖いけれど、社会の新陳代謝を促す天体という感じでしょうか。

 

例えば、50代から60代半ばくらいは乙女座に冥王星を持つ世代です。

乙女座は実務能力や計画性、機能性、などを現わすことから、事務的なことを現わしているとも言えます。

私(57才)の親の世代は、事務仕事といえば定められた帳面にきちんとした文字で整理して書く作業をしていて、

印刷物と言えばガリ版(針のとがったペンのようなもので削って文字を書いて原稿を作る)でした。

それが私たちの世代(私が小学校に入るくらいから今に至る50年間)でコンピューターが企業に導入され、それがパソコン=パーソナル(個人の)コンピューターにまで発展して、事務仕事にはパソコンが無くてはならないものになりました。

 

同じ世代でも性格や特徴は人それぞれですから、パソコン的なものが得意な人も苦手な人もいるわけなのです。

でも、同じ世代の人は皆、否応なくパソコンに向かい合わざるを得ない時代を過ごしてきました。

 

今の中学生から20代半ばの世代は射手座に冥王星を持ちます。

射手座は何か遠いもの…例えば、旅行であれば海外旅行、学問であれば高度な専門知識や哲学的な分野、理想主義的とか、視野が広いというイメージです。

空港での検疫など、これまでとは違う海外旅行の様式が当たり前になっていくでしょうし、宇宙旅行への道を切り開いていく世代でもあるのでしょう。

科学や学問の分野でもこれまでの想像を超えた発展があるかもしれません。

 

今の小学生は山羊座冥王星の世代です。山羊座は組織的、伝統、責任などを現わします。

思えば山羊座に冥王星が滞在している現在からさかのぼって10数年間、多くの企業組織が新陳代謝を余儀なくされましたね。

これからの50年の間に会社や組織、責任といったものがどんな風に姿を変えて生まれ変わるのか、今の子どもたちがどのような世界を作るのか、今は想像もできないでいます。

でも、1946年に世界初のコンピューターが発表されていたことを考えると、きっとどこかに新しい時代の片鱗は生まれているのでしょうね。

 

話は変わりますが、ホロスコープを読む人たちの間では、「私たちは250年に一度の時代の節目に居る」と言われて数年になります。そして、今回の節目のキーとなるのが『水瓶座』と言われています。

 

あ、これは星占いで言う「水瓶座の人」がキーとなるというわけではありませんよ。

星占いでは生まれたとき太陽がある星座でその人は○○座と呼んでいますが、ホロスコープを読むときには太陽の位置だけが重要なのではありません。

 

『水瓶座』は独創性・普遍的・自由・多様性・目に見えないエネルギー等々を意味すると言われます。

そして、今は拡大の星『木星』が水瓶座に居るのです。ちょっと魚座に行っていましたが、本日戻ってきて今年の年末まで水瓶座に居ます。

 昨今のエネルギー革命とか、YouTuberや個人事業を始める人の増加などがイメージされます。

 

水瓶座は個性と自由を現わすということが強調されがちですが、

実は忘れてならないのは、水瓶座の守護星は土星ということなのです。

土星は責任や伝統を現わします。

 

コロナ禍が起こる前、「水瓶座の守護星土星の意味」をどのようにとらえたらよいのかはっきりわからなかったのですが、この2年の間にものすごく実感することとなりましたね。

組織が守ってくれない世界、個人の自由や普遍性を強調する世界では、個人の責任というものはとても大切になるのですね。

そして、自分の目で見て耳で聞いて、自分の頭で考え、行動するということの重要性をひしひしと感じます。

自分自身を振り返ると、これまでこういった能力を充分鍛えてこなかったなあと思っています。

 

やがて3年後、冥王星は水瓶座へ移動していきます。

個人の自由と能力が徹底的に試され変革される時代へ入っていくのです。

 

3年間、気持ちを引き締めて自分を高めていきたいものだと思っています。

 

※ホロスコープについて補足です。今回は星座と天体との関係だけを話題にしていますが、実際は星座と天体だけでなく、他の感受点といわれるポイントやそれぞれを結ぶ角度等々、その他にもいろいろな状態を考慮しながら読んでいくものなのです^^

by 篠扶

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