身体の声と栄養素

 

キャリアカウンセラーの藤吉です。

 私昔から「気分が落ち込んだときにはかつおだしのお味噌汁を食べなさい」と子どもに話していました。そして、私自身は元気が出ないときにシーチキン缶を食べると復活します(※注 個人の感想です!塩分注意です!)

 子どもになんで?ときかれても「なんも根拠はないよ!でもきっとそのうちそんな研究結果が発表されるから」なんて言っていました。なぜなら、私の身体がそういうんだもの…と。

 

 2年前の研究で、オメガ3系脂肪酸が不安を抑制する働きがあることが発表されました。(参考:国立がん研究センターhttps://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2018/0915/index.html

 オメガ3系脂肪酸と言うのはDHAEPAで有名な栄養素です(他にもあります)。これらは魚介類に多く含まれていることは良く知られています。

 また、かつおにはビタミンB12が多く含まれているそうです。ビタミンB12 というのは赤血球中のヘモグロビンの生成を助けたり、脳から命令を送るための神経を正常に保つ働きをするそうです(参考:グリコ栄養成分百貨https://jp.glico.com/navi/dic/dic_23.html

 

 そして、他にも私の身体は、カラオケで盛り上がったり体力を使って「楽しかった~」という日の後はビタミンBとビタミンCの不足を訴えます。そこで心掛けて取るようにすると身体の調子が回復するのですが、この理由も科学的に解明されています。

 エネルギー消費量が多い活動をしたり、アルコールを代謝する必要があるときにビタミンBやCがいつもより多量に必要だということです。

 

 ビタミンBとCが不足すると、けだるくなったり逆にイライラしたりという不安定さが出てきます。また疲れた時には甘いものが食べたくなりますが、糖を代謝するためにはビタミンBが欠かせません。そんなことも学校でちらりと習ってはいるものの子どもの頃は実感としてはわかりませんし、興味が無ければ多くの大人が忘れていると思います。

 

 楽しんだ後に疲れて動けないなんてダメダメ人間だ~なんて自分にダメ出ししていた人も多いかもしれませんが、理由がわかれば当たり前のことだったんです。

 

 突然ですが、コンピュータの世界ではトラブルが発生した時には「問題の切り分け」が大切だと教わります。「パソコンが動かなくなった」という問題があった時、その原因が本体にあるのかモニターにあるのか、キーボードやマウスにあるのか、あるいはその接続部分のコネクタにあるのか、ネットからの何かの流入によるものなのか等々、原因は多岐に考えられるのです。なので、それらを一つ一つ外して検証していく必要があります。

 私はパソコンのシーク音を聞くように身体の声を聞く癖がついていたのかもしれません。

 

 人間の身体や心は、今開発されているどの機械よりも複雑なものだと思います。

 

 トラブルを、心や気持ちの持ちようだとか、ある状況の原因と決めつけて対処するのはとても危険なことだと思います。

 日常の食事からとれる栄養素は、最もリスクの少ない対処法です。「だた食べれば良い」とか「食べなければ良い」ではなく、栄養素の基本的知識を知って身体の声に耳を傾け、心身のちょっとした変化に気づいてあげたいものです。 

 by  篠扶 

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