「不確実であると知りながら計画を立てる事」
この言葉をどの書籍で知ったのか定かではないのですが、先日家族が骨折して入院した時思い出した言葉です。
私たちの無意識は意識していることの何万倍もの情報を蓄積しているらしいです。
なにしろ一瞬先の未来に何がおこるのか誰もわからないので、私たちは瞬時に無意識に蓄積された情報にアクセスして、その時最も望ましいはずの反応ができるようにプログラムされているのだそうです。
以前、中型バイクの免許を取りに教習場に通っていた時、急ブレーキをかけてしまい身体が前方に投げ出されてしまったことがあります。「あっ!」と思った瞬間、私は身体を丸くしてコロンときれいに前転して道路に転がっていました(笑)決して運動神経は良くありません。本当です。
瞬間のことではなく少し時間的に余裕がある問題になると、私たちは「意識」して問題解決のためにいろいろなことを考えますね。ところが、意識上では「理屈に合わない」と思うようなことでもなぜか「こうした方がよいのでは?」という“カン”が働くことがあります。これも無意識からの情報提供かもしれません。
ところが、このシステムが誤作動を起こすことがあります。「パニック」と言われる状態に陥った時や「自分にとって良いことを勘違いしている」場合です。
「パニック」は身の安全を守る生理反応が過剰反応している状態ですが、「自分にとって良いことを勘違いしている」というのはどういうことがというと、これまでの経験や周囲の情報から「このほうが良い」と無意識が判断しているけれども、今の自分にとっては良いこととはいえない場合です。
たとえば、「私は能力がないから目立たないようにしよう」と思い込んでいる人がいたとします。「能力がない」という状況が自分自身を守っていた時もあったのですが、自由に能力を発揮する機会を自分から手放してしまうことにもなります。
無意識は意識の力で押さえ込むことはできません。無意識はいつも私たち自身の安全と幸せのために働いています。だから【何を願うか】はとても大切なことです。
一方、私たちは社会や周囲の状況の変化にさらされて生きているので未来を完全に予測することはできません。また自分自身でさえ常に変化する生き物です。
常に自分の立っている足元を見つめ、周囲を見渡し、将来のビジョンを眺め「不確実であると知りながら計画を【立て続ける】事」その時、無意識は力強い味方になってくれると思います。
posted by 篠扶
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