涼しくなった?と思ったら急に暑さが戻ったり、気温差が厳しい毎日ですね。
皆さんお元気でしょうか?英語担当講師 加純です。
かくいう私は、先週まんまと風邪をひいてしまってお休みをいただいてしまいました。
そして、ここのところ順調だった試験勉強もそれを機に一瞬途切れそうになってしまいました。
大人になって何かを学ぶとき、意外と見落としがちですがちょっとした風邪や、ちょっと数日の忙しさが、挫折してしまうきっかけになりがちです。
身に覚えがありませんか?健康管理のためにウォーキングをしていたのに、ちょっと風邪をひいたのをきっかけにやめてしまった、ちょっと長雨が続いたのでそこでストップしてしまってそのまま・・
私は身に覚えがあります(笑)しかも何度となく同じことを繰り返した気もします(笑)
ですが
英語学習は、雨が降っても続けられます。
熱が出たって続けられます。
と言っても、とっても具合が悪いのに、根性で頑張れ!!と言ってるわけでは、もちろんありません。
体調が悪くなったら休めばいい、
気がのらなければ休めばいい、
ただ、それをきっかけに完全にやめてしまわなければいいんです。
一度完全に止まってしまうと再スタートにはかなりのやる気のエネルギーが必要になってしまいます。
そんなときこそ、甘やかしの術。
別に机に向かって難しい問題集を解かなくてもいい。
でも、英語にふれる、ということだけはやめない。
それには、負荷の軽い、短時間でも向きあえる、ちょっと楽しいものがいいですよね。
私の、自分を甘やかし、継続を途切れさせないためのおすすめアイテムをご紹介します。
1、スマホ学習ゲームアプリ
スマホアプリにも、英語学習用がたくさんあります。ちょっとまじめなしっかり勉強する系のアプリもお役立ちですが、体調不良の時はアプリですら学習するのはしんどいですよね。なので、ゲーム感覚の気楽に楽しむ感じのアプリもひとつ入れておきましょう。
私のお勧めは、アルクという英語教材でとても有名なところが開発した「えいぽんたん」というアプリです。
簡単な英単語クイズに1問正解するとアイテムが手に入り、そのアイテムでキャラクターを育てるというもの。
ほんの数十秒区切りでできるので負荷が軽く、キャラクターもかわいいですし、なにより出題される単語のチョイスが秀逸です。具合が悪い時や忙しい時は、ほんの数分、何個か単語チャレンジすればそれでOKという自分ルールにしてあげましょう。
2、バイリンガル版コミック
一見普通のマンガ本に見えますが、開くと吹き出しのセリフ等はすべて英語になっています。
それだけだと、読んでも意味不明かもしれませんが、ちゃーんと枠外に日本語訳もついてるんです。英語の吹き出しを読んで、わからないところは日本語訳をみる、すると知らなかった英単語の意味を、辞書を使うことなく日本語訳から推測できる、というわけです。なのでお布団の中で寝ころんだままでも大丈夫。
3、スクリーンプレイシリーズ
これは、映画好きさん向けになるのですが、映画のスクリプト(台本)が見開きで、左ページには英語で、右ページにはその日本語訳という形になっているものです。そして、各ページの端に少し難し目の単語リストと意味、さらに熟語や口語、独特の言い回しには文化背景などの注釈を入れてくれているというすぐれもの。
たとえば、私の大好きな「プラダを着た悪魔」のスクリーンプレイには、
“A million girls would kill for this job.”という英語のセリフの、訳としては「女性なら誰もが憧れる仕事よ」とあり、注釈のところに“kill for は「~のためなら殺人でもしかねないほどである」というニュアンス”などと書いてくれています。
4、動画アプリ
スマホの画面を見るのも、本を読むこともできない!というくらいつらい時には、スマホでAmazonプライムやhuluなどの動画アプリはいかがでしょう?画面を見なくても音だけ聞いててOKです。
海外ドラマや映画の音声だけ流しながら寝てみてください。音だけだと聞き流しててもなかなか意味をつかむのは難しいので、きっとあっという間に寝付けます(笑)逆に、音声だけ聞いててある程度意味が分かる、ストーリーがわかるということろまできたら、それはすごいことですよね、ここまでよく頑張ったな、自分、と自分で褒めてあげてください。
意味が分からないまま聞き流していても、繰り返し出てくるフレーズなどが耳に残ることもありますし、英語のリズムや日本語にはない子音の音に耳を慣らすことができます。
肝心なのは、具合が悪いのに、忙しいのに「今日もちゃんと英語とふれあったよ」と自分を認めてあげること。しんどかったけど、忙しかったけど、ほんの短時間でも、ちょっとしたお遊び程度でも「今日も英語にふれることができたよ」と満足してあげること。その肯定感が、「調子よくなったらもっと頑張ろう!」と思えるエネルギーになります。
つらい時は無理せず、ちょっと楽しんだだけでもOK、と自分を甘やかしてあげることが、「あー、やっぱり自分には無理」という挫折感を味わうことなく、次に続けられるキーになるのではないかと思うのです。
辛いことは続きません。だから、時には甘やかしてあげる勇気、そのかわりストップしてしまわないこと。そこを意識してみてください。
posted by 英語担当講師 加純
posted by 英語講師 加純
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